だい171だん
2002年12月23日発信
クリスマスのジャパネスク・フランスケーキ
メリークリスマスのためのレシピ
こんにちは。オーストラリア在住の台湾人女性の話。
クリスマス、オーストラリアでは、台湾や日本のようにカップルで過ごすのではなく、家族で過ごすの。
「じゃ、‘シングルベル’なんてないのね」
2年越しのメル友。初めて対面。
「これを機に、家族ぐるみのお付き合いを」
「お互い、ナイトがおちびさんと言うのが玉に傷だけれど・・」
そんな訳で、欧米式クリスマスを祝うためのレシピを、今日はお送りいたします。
<ハイグレード・ブッシュ・ド・ノエル>
フランスでクリスマスの伝統的なケーキ
去年も“チャコのテーブル だい131だん”で<ブッシュ・ド・ノエル>をお送りしました。
ケーキ本体:
1の層;キャロブ粉(イナゴ豆の粉チョコレート色)、地粉、塩、オリーブオイル、豆乳
2の層;やわらかく炊いた玄米ご飯、玄米甘酒*、地粉(国産有機栽培小麦粉)
層の間;カレンズ(レーズンの仲間。もっと小粒で甘みが強い。無ければレーズンでOK)、くるみ
*チャコ愛用の玄米甘酒をご存じない方々になめていただきました。
「砂糖使ってないの?」「甘い!!」
お米と麹だけの甘さにびっくりされていました。
デコレートクリーム:
玄米水あめ(or米飴orあわ飴など柔らかな飴が玄米ケーキにマッチ)、豆乳、キャロブ粉
巻寿司を作る要領で巻き、木の幹を作りましょう♪
180度のオーブンで15分くらい仕上げ焼き。
その前にチョコレートケーキ層(1の層)は下焼きを7分位します。
抹茶クッキーをもみの木や星型、エンジェルに抜いて焼いたものを飾っても素敵でした。
去年より特にグレードアップしたのは、クリームの部分。
飴を直火にかけず、丁寧に湯せんしながらクリームを作ると、出来が大きく違い、びっくりでした!!
ほんのちょっとの手間が、仕上がりを大きく変えてくれました。
玄米を使ったケーキと聞いて、驚かれるかもしれません。
玄米を粒のまま使った触感が面白いです。
味のやさしさと、堅めで食べ応えのあるおいしさが癖になりそうと評判です。