だい118だん

2001年9月16日発信

 

 

       <梨の赤ワインゼリー>

 

 

梨は長十郎の若いの。

幸水や豊水より硬めで、煮るのに適している。

同じ理由から、熟しきったものより若目のものを。

 

無農薬のものなら皮ごと。

甘みが皮のそばに凝縮されているので、ぜひ皮ごと頂きたい。

 

赤ワインと味醂で煮る。*

みりんで甘みを自在に。

 

硬さも好みで。

サャリサャリ感を残すのもいいし、トロリとしたのもまたよい。

 

寒天で固める。

 

 

*赤ワインよりロゼの方が色がきれいに出るらしい。

と聞き、すでに赤を用意していたので悩みました。

そこで思いついたのが、甘味素材の変更。

当初レーズンを使う予定を、みりんに。

ものすごくおいしかったです。

 

 

       <海の酢の物>

 

 

サラダと三杯酢と煮物のあいの子のような一品。

 

素材:水で戻るくらいのやわらかい海藻。

(今回:あおさ、芽ひじき、芽昆布)

菊の花びら、紫玉ねぎの薄切り、千切り人参、(ドライプルーン)。

 

1.乾物がちょうど戻るくらいの水をいれます。

2.酢と味醂、塩少々。

3.味醂のアルコールをとばすために、ちょっと火入れ。

(あらかじめ味醂だけ火入れしておくと、ここでの火入れは不要。)

4.仕上げに醤油。

 

書:MEのお師匠さん。

 
 

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