だい31だん

 2000年3月22日発信


いとしい愛しい

        <お顔べんとう>とその悲劇について

 

今日は保育園もお弁当でした。

いつにも増してハッスルし、きれいにかわいく作りました。

 

丸いわっぱ弁当箱に海苔を敷き、ご飯をつめます。

あおさの佃煮を前髪に、

コーンとふのりと玉ねぎのかき揚げを横髪に、

煮かぼちゃを目に、

口は煮にんじんの半月切り、

仕上げに海苔で黒目を入れて。

智に 「ほら、智のお顔よ」と見せると、

照れくさそうにはにかんで喜んでいました。

自分のも揚げしし唐で鼻をプラスして、<お顔べんとう>にしました。

 

さて、うれしいうれしいお昼ご飯Time!

「ちょっと、遠足みたいな気分だな」なんてルンルン。

      ・・・・・・・・

 

あー。

ぐしゃぐしゃ。

悲しくて悲しくて。それでも、わたしのは自分で飾りなおして

顔の形に戻しましたよ。

だけど、智は?

保育園のお友達と楽しい楽しいお弁当の時間に。

3時間くらい立ち直れませんでした。

仕事しながら、半べそかいていました。

もう立ち直れないかと思いましたが、退社して保育園へ向かう道すがら、

お弁当のことを考えても胸が苦しくならないことに気が付きました。

智に聞いても、さほど気にしている風もなく、ホッ。

それでも、残念なでした。

顔の固定の仕方、名案がありましたら教えてくださいね。


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