暮れ、お正月と料理をして、家族と食べて、のんびりと過ごしましたが、
みなさまはどのように過ごされましたでしょうか?
初詣は、1時間少々の散歩を楽しみながら、地元のお宮様へ。
空風の中いただく甘酒にほっといたしました。
親戚のお宅へ、小旅行を兼ねてご挨拶、
映画を映画館で何本か。
さて、大晦日辺りから振り返って、料理のご紹介を少々。
<年越しの巻きそばずし>
“年越しのおそばにをなぜ食べる?”
‘長くあなたのおそばに’とか‘そばのように長生き’など諸説あるようです。
そこで、そばずしもひと口サイズには切らずに長いままいただきます。
1.おそばはゆでて、固めのうちに冷水にとり、酢醤油に浸けおきます。
2.にんじんは、少量のお水と塩で蒸すようにして、羅漢果・醤油で味を含ませます。
3.緑は、きゅうりはございませんでしたが、大根の葉がありましたので、やわらかめにゆでまして、
やはり、羅漢果とお醤油で味付けいたしました。
4.卵がちょっと、写真では分かりづらいかもしれませんが、薄焼きを巻いています。
5.これらをまきすで巻いてゆきます。
〜おそばのゆで方 ワインポイント!〜
ゆでる前に、片方の端を紐でしばっておきます。
そうすると、簡単にきれいな巻き寿司用のおそばをゆでることができます。
○甘味料○
羅漢果は、‘チャコのテーブル’でたびたびご紹介いたしておりますが、
中国高山にのみ産する果物で、NONカロリーのダイエット甘味料
としても注目されているようです。
少し茶色で、風味豊か。
その風味の高さは、お湯をさして、そのまま紅茶としていただけるほどです。
最近、甘味料として気に入って使わせていただいておりますが、
そのほかにも、昔ながらの製法で作られる本物のみりんや、
やはり昔ながらのお米だけでできる甘酒、精白しない水あめである米あめ、
黒砂糖や粗製糖、100%のリンゴジュース、などもおすすめです。
<おせち 栗きんとん>
栗きんとんは甘いので、おせちの箸休めに少し、と上品にいただくご家庭もあるそうですが、
我が家では、おやつとしてガンガンいただきます (^_-)。
○初めてのくちなしの実○
さて、今年は、大変悩見まし。
なぜ悩んだかと申しますと、お芋の甘さを取るか、色目を取るか。
甘さを最大限に引き出すには石焼がいいでしょう?
でも、黄色のきれいな金とんとんにもしてみたいなあと。
黄色をきれいに出すには、黄色の天然着色料は、他の色に比べ多いそうですが、
きんとんなら、やはりクチナシ。
クチナシを使うなら、ゆでるでしょう?
少量のお水で蒸すというわけにもいかないし。
で、今年は、色を取り、初めてくちなしの実を使ってみました!!
1.さつまいもは皮をむいて、ざっくり4つくらいの輪切りにし、ひたひたのお水でゆでる。
そのとき、さつまいもの量にあわせて、うちなしの実と、少量の自然塩を一緒に入れます。
2.きれいに黄色く、やわらかくゆであがったら、こします。
3.こしたら、羅漢果と米あめで好みの甘さ・柔らかさ・ツヤに仕上げます。
このとき、自然塩を甘味料の甘みをより一層引き出すのに役立てるといいでしょう。
4.甘く煮た栗とあわせます。
〜くちなしの実〜
ゆでているうちに、やわらかくなって、砕けてしまいます。
さつまいもに混じってこしてしまうと、せっかくの滑らかな触感の中に粒が残りますので
(経験者は語る (^_^.))、布の袋か何かに入れて使うといいですね。
量の目安は、1キロに対し3つくらいでしょうか。
〜三が日後の栗きんとん〜
毎日、毎食、おやつ大好きな我が家で、大活躍のお芋。
お正月だけではなく栗きんとんや、スイートポテトとして楽しみます。
で、簡単、5分間クッキング的栗きんとんの作り方をご紹介いたします。
1は同じ。2は、こさずにマッシュ。3で米あめを抑えます。で、4。
すると、繊維の残ったのがよかったのか、父に大うけでした。
粗野なきんとんが、男性向きなのでしょうか?
また、これを手で細長く握って、オーブントースターで焼くと、スイートポテトに。
握らず、お皿に取って、米あめをとろりとかけ、シナモンを振ってていただくと、
ちょっと喫茶店でお茶をしている気分に。
ほんの少しの手抜きがバリエーションを増やす?!

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