だい224だん
     2004年11月16日発信


         
あけびパーティー


    みなさん、こんにちは
    大好きな友人とお気に入りのお店(家から車で1時間)で、
    ばったり2年ぶりに再開しました。
    で、その日、そのまま、あけびパーティーにご招待しました
   (頂いたあけびが沢山あり、彼女と再会したので、突然開くことにしたのです)。
 
    あけびは、北海道をのぞく日本全国の山に自生するそうです。
    学術的に‘アケビ’というのは、5枚葉で、紫色の濃いもの。
    ほかに、‘ミツバアケビ’という種類もあり、こちらは名前のごとく、
    三枚葉で、また、色が少し薄い。
 
    今回、頂戴したあけびは、色が薄く、小ぶりなことから、
    三つ葉あけびだと思われます。
 
                      <あけびの精進揚げ>
 
     
 
        
 
     1.まず最初に、庭で種飛ばし競争をします。
         これで、皮の準備完了 (^_^)
     2.詰め物を準備しておきます(こっちが先かしら(^_-))。
         家にあるもの、その日自分の食べたいもの、何でもいいです。
         お肉が好きな方は、お肉もどうぞ。そのとき、5倍のお野菜もご一緒に。

        今回は、このあけびのために、大振りで肉厚の生しいたけをゲット。
        これをたっぷり使いジューシーな具にしたいなと。
        それから、新鮮な大根の葉が家にありましたので、これも使ってみることに。
   
        中華鍋をカンカンに熱して、ごま油にみじん切りのしょうがと
        長ネギの青い部分を炒め、好きな野菜等ガンガン炒め、最後の方にねぎの白い部分。
        強火で思い切って炒めるのがコツ。
        野菜を炒める段階で、軽く自然塩も振ります。
        こうすることで、野菜の甘みを引き出します。

    3.炒めたら、みりんで溶いたお味噌をたっぷり加え、さっと炒めます。
       あけびの皮の苦味が強いので、しっかり味にするとバランスが取れます。
       昆布などで取っただし汁(なければおいしいお水)を振り、
       くず粉または片栗粉の溶き粉でとろみをつけます。
       これで、中身の具が完成。

    4.これを詰めて、そのまま揚げてもいいのですが、衣を着けてもおいしいです。
       衣は、テレビで長崎天ぷらなるものを観た影響か、甘めにしてみたくなりまして、
       地粉(無農薬国産小麦)に卵と羅漢果を加え、おいしいお水で溶いて作りました。

    5.後は、揚げます。自然塩を振って、器に。
 
    小さな写真は口を開けたあけび。
    熟れると自然と口が割れる。
    黒い小さな種がいっぱい、種ごとほおばって、白い実をなめる。
    種はぺっぺと捨てる。上品に食べるのは困難。
    お庭で食べるのがお勧め。
    種飛ばし競争、盛り上がりました。
 
   上の写真の小さなお猪口に入っているのは日本酒です。
    あけびの揚げたのをほおばって、第一声に「日本酒!」とのたまったご仁がおりました♪
    (私じゃないわ。だってわたし、作ってるときから頭の中を日本酒がちらついて・・・
  

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