だい186だん
2003年7月4日発信
夏のやわらかスパイシーホウレン草スープ
<ホウレン草と里芋のカレースープ>
◇香辛料ホウル
白コショウ
月桂樹(ローリエ)(香りがすばらしい)
赤唐辛子2本
キャラウェイシード
クミンシード
クローブ
メース
セージ
◇香辛料パウダー
カルダモン
オレガノ
ターメリック
クローブ
パプリカ
粒は煮込んでよし
パウダーは煮込まず、香りが飛ぶから
ヒエ:カップ1/2
玉ねぎ:大2個
ホウレン草:2束
里芋:適宜
1.ヒエは数倍(3〜5倍くらい)のお湯で炊く。
水を沸騰させ、ひとつまみの塩を加え、洗って水を切ったヒエを入れ、
しばらくしゃもじで混ぜ、火を落として蓋をし、15〜20分ほど炊き、
10分蒸らす。
ミキサーにかける。
2.ホウレン草をゆでる。
根元の赤いところまで使うので、しっかり泥を洗い落としておく。
たっぷりのお湯を沸かし、塩を入れ、ほうれん草の根元からお湯につけてゆく。
根元を30秒程度ゆでたら、葉もお湯につけてゆでる。
ミキサーにかける。
ゆで汁を適量使ってほうれん草をミキサーにかけ、ピューレにする。
3.玉ねぎを炒める。
玉ねぎはみじん切りにし、熱した鍋に胡麻油を敷き、玉ねぎを入れ、
少量の塩を振って、弱火でじっくり甘くなるまで炒める。
4.里芋は皮をむいて一口大に切る。
玉ねぎを炒め終わった鍋に加え、水を入れて、
塩・白コショウ・ローリエと一緒に煮る。
5.1と3を加え、味を調えて供する。
とろみが強ければ<カレー>、弱ければ<スープ>。
香辛料を使って夏向きなお味になっているものの、
刺激的ではなく、やわらかな優しい料理です。
↓↑
○里芋とホウレン草と粒のヒエを使って、やわらかなやさしい味を作り上げました。
すごく心が疲れてしまって、でもやさしい穏やかさに満ちている時間に、
いやしてあげたいハートの為にできあがりました。
○香辛料で遊ぶ
絵を描くとき、色は決まっていますか?
香辛料も同じような気がします。
分量なんてあるのでしょうか?
ターメリックを多めに使うとカレーらしくなりやすい、
などコツやポイントは無数にあるでしょう。
でも、あなたが小学校のとき、校庭の木を写生したとき、
それを描くのに、絵の具茶を3・緑を2・白を1と決まっていたでしょうか?
香辛料は絵の具です。料理というパレットにあなたの色を重ねていってください。
上記で使った香辛料も参考です。
香辛料に関しては、全くに等しいくらい私も知識はありません。
お店の棚にあったものを片っ端から買ったことがあって、
それを香りを聞きながら適当に乗せていっているだけですから。
少量ずつ加えて、香りを聞き、味を見ながら試してみれば、どうにかなるものです。
自由にあなたの作品を創ってみて。
粒と粉の使い分けにもほとんど意味はありません。
家にあったものがどれかというだけのことです。
◎一週間のニュースから◎
<オオムラサキ>突然変異の雌雄同体が誕生 群馬
群馬県大間々町のチョウ愛好家、木村八郎さん(78)方の繁殖小屋で、
体の右が雄、左が雌のオオムラサキが生まれた。突然変異で雌雄同体と
なったらしい。右の羽は雄の特徴である黒地に鮮やかな紫色なのに対し、
左の羽は雌特有の焦げ茶色。国立科学博物館は「繁殖された条件下
でも極めてまれで貴重」と話している。(毎日新聞)[6月29日]
キャサリン・ヘップバーン死去