だい185だん

2003年6月27日発信

 

 

ビッグニュース

 

 

◇この一週間のビッグニュース◇25日(水)

日本人、ウィーン国立歌劇場入り。東洋人初。

   天地が引っくり返ったかと思った。

   だって、ウィーン・フィルは人種差別と

   言われるくらいウィーン子Onlyでしょう?

   それでこそウィーンの音が保てるって。

   私もそんなウィーンが好きだった。

   どんな音になるのだろう

補足:チューバ奏者・杉山康人氏(35)

 

◇それよりもっとビッグニュース!!◇

わたしが映画館にひとりで入った!!

‘マトリックス リローテッド’

観たかったのだけれど相手がいない。

この手の映画を望むのも珍しいのだけれど、

だれか現れるのを待つのも、もう面倒になって

とうとうひとりで。

やっと私の望む自分になったのかも。

いつもよりかかれる誰かがいなくては歩けないのではなくて、

一人でも真っ直ぐ立っていられるような。

   ところでね、映画館に1人で入るなんて、甲斐性なしよ。

友人にしろ恋人にしろ、愛人にしろ2人で行くべきだわ。

   すてきなシーンが3つあった(ほんとはもっとあった)。

さて、この3つのシーンを当ててみて。

(個メールで回答頂いた方で正解者には、

私の焼いた<ラブ・タルト>をプレゼント)

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締め切りは8月いっぱい!

 

 

<ニラと小松菜の3層野菜炒め>

 

      

 

○下ごしらえ○

ニラ、洗って5センチくらいの長さに切り、クキと葉に分ける。

小松菜も同様。

ニンジン、4センチくらいのせん切りにしておく。

薄揚げ、せん切りにし、バルサミコ酢と味噌で和える*1

豚ローススライス、醤油と黒コショウに漬けておく。

 

*1.味噌は夏なので、米や麦を中心に使い、豆は冬により向くでしょう。

 

○いざ○

1.中華鍋を自宅で出来得る限りカンカンに熱してから、

ごま油をたっぷり入れて、余分は油こしに空けるようにする。

2.ニンジンを炒める。このとき少量の塩も加える*2

3.ニラと小松菜のクキ部分を先に加えて炒め、

次いで葉の部分を炒める。

このときも、野菜の分量に合わせて少量の塩を炒める前に振り入れる。

4.下味のついている薄揚げを加え、軽く炒める。

5.お酒(絶対純米酒*3)を振って、全体の味を調和させる。

6.下味のついた肉を手早く炒める。

 

コツ:“とにかく素早く、スピードが命”

 

○3層○

野菜たち:お塩

薄揚げ:バルサミコ酢(ブドウの酢)と味噌

肉:醤油と黒コショウ

全体:酒

 

味の立体化。

下味をつけておくことによって、奥行きのある味になる。

ちょっとした工夫がランクアップの料理に。

 

○供する○

一家にベジタリアンと肉食さんが同居していて、いつも大変という方へ朗報!!

1〜5まででひと皿。(上記写真)

6を加えてひと皿。

これで簡単解決!!

 

○ついでにもうひとつ○

6を炒めるときに、ラー油をたらすと夏のビールによいよ。

 

*2.炒めてから塩で味をつけるのではなく、先に振るのはなぜ?

自然塩のミネラルが野菜の有機成分と結合して野菜の甘み・旨味を引き出します。

先に少量振り、仕上げに好みの味になるように加えるのがお勧め。

 

*3.ある料亭の話

飲むなら純米、アル添(醸造アルコール添加)は料理に使っているというけれど、

これには同意しかねる。

アル添はほとんど使わないけれど、使うなら、加熱には向かない。

加熱すると匂いも味も余計に悪くなる。

まだ、生(キ)で飲む方がよい。

だから、ここで料理に使うのは是非純米酒にしよう。

 

さて、もうちょっとアル添の話。

吟醸とか大吟醸とか言う中には、吟醸香をつける為にアル添してる物がある。

これについては私の大好きな酒飲み仲間でも意見が分かれるところで、

中にはイケルアル添もあるというところに落ち着いている。

そして、私自身もアル添の可能性を料理の香辛料みたいなものとして

ありなのかもしれないと考えるまで洗脳されている。

ただし、最近はこの考えをもう少し突き詰める機会に恵まれないのが残念。

 

 
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